海水温の暖かいとか寒いとか
ロクハンを着て潜っているたら、ドライスーツを着ている人に、
「寒くないですか?」と聞かれたことがありました。
確か、その時は11月頃で気温も水温も20℃位で、
晴れていたので、寒くはなく、逆に暖かかったくらいでした。
しかし、そのドライスーツを着ていた人は、
潜った後、「寒い寒い」と言っていました。
その時から、「暖かいとか寒いとかとはいったい何なのだ?」
と考えるようになりました。
水は大気の25倍も熱を奪いやすいらしいので、
気温を例えに使って良いのか分かりませんが、
今日は日本海側に雪が降り、北風が強くて寒いのですが、
もし明日、気温が20℃になったとしたら、「暖かく」感じられると思います。
もしかしたら、「暑い」と感じるかもしれません。
しかし、9月頃に気温が20℃になれば、「涼しい」と感じるはずです。
同じ気温でも、状況によって感じ方が違います。
普段接する水の温度は、お風呂で40℃位、室内プールで30℃位だと思います。
屋外プールや海水浴では20~25℃位ですが、
こう言うのは気温が30℃とかの真夏にしか入りません。
そこで、気温20℃で水温20℃とか言うと、聞くだけで寒くなる気もします。
しかし、数分とはいえ氷の張った湖で寒中水泳する人がいたり、
海女さんはウエットスーツのない時代から一年中潜っていた。
事を考えると、
気温20℃で水温20℃にウエットスーツを着ればそんなに寒くないかも・・・。
と思ったりもします。
水温20℃を寒いと感じないために氷を割って湖に入る訳にはいかないので、
身近なところで、40℃や30℃以外に、
何か水温の新しい基準になるようなものがないかと考えました。
そこで、思いついたのが、
スーパー銭湯の水風呂。
水風呂は本来サウナを使う人が入るのですが、
低水温体験のためにも使えます。
最初はもの凄い冷たくて、
肩まで浸かるのに凄く勇気がいりますが、
一度入ってしまうと意外と平気なのが面白いです。
慣れてくると、20℃の水風呂に10分位入れるようになります。
まず手足がビリビリしてきて、
5分も経つと、肺や気道が冷えているのが分かり、
銭湯内の暖かい空気が、自分の肺や気道で冷やされ、
吐く息が冷たく感じられます。
さらに、水風呂の近くに必ずある手桶で頭から冷水をかぶると、
自動的に気道が詰まるような感じになって、息がしづらくなるのが分かります。
多分潜水反射と言われるものの一部だと思います。
水風呂の水温はお店によって様々で
20℃位の所もあれば17℃位の所もあり、
そう言う違いが分かります。
これは、「水は空気の25倍熱を伝えやすい」と言うことが
体験出来ているんじゃないかと思います。
気温では、1~2℃の違いは分かりませんが、
水温では0.1℃とか0.2℃位の違いも分かるんじゃないかと思います。
本当は、熱い風呂に入ったり水風呂に入ったりを繰り返すと
気持ちが良いからやっているだけなのですが、
こんな体験を日頃からしておくと、
ダイビングの役に立つのではないかなと思ったりしています。





