素材の話に続き厚みとデザインについてです。
●厚みについて
5mmのフルスーツを持っていれば伊豆から南の島までいろんな所で潜れます。5mmの下にフードベスト(5千〜1万円)を着ればゴールデンウィークから11月くらいまで伊豆で潜れます。色々工夫したり状況が良ければ4月から12月まで潜る事が出来ます。
11〜5月は風が強くて寒くてそんなに良い季節じゃないので潜らないことにすれば、ドライスーツはいりません。
例え南の島でしか潜らないとしても5mmを買っておいた方が良いと思います。南の島は確かに暖かいのですが東京などのようにムワッとして空気が動かない暑さではなく、日差しが強いだけで爽やかな風が吹いていて日陰にはいると東京よりも涼しく感じたりします。ダイビングで一日中ボートに乗っていたりすると、この爽やかな風が強風になったりして南の島に来ているのに「寒い」と思い始めたりします。南の島で寒いなんて有り得ないと思いますが、有り得ないと思っていたことが起きると気持ちも道具も準備していないわけですから余計寒く感じます。
暑い時には水を飲んだり頭から水をかぶったりと色々やりようがありますが、寒かった時は本当にやりようがありません。しかも、ボートの上だったりすると逃げ場がありません。ひたすら我慢です。だから、やっぱりウェットスーツは5mmを買っておいた方が良いと思います。
よく考えてみると、気温も水温も年中30℃の「ムワッ」とする温水プールに採暖室という体を温める部屋があると言うことは、南の島でも体が冷える可能性があると言うことです。
3mmウェットスーツというのはお金があれば作っても良いと思いますが、あまり必要ないような気がします。海の中では暑いと思うことはあり得ません。逆に南の島でも水温は暖かいはずなのに寒いと思ってしまうことはあります。
また、サンゴや危険な生物から身を守るという意味でも5mmの方が良いと思います。本当は5mmとフードベスト(4〜5万くらい)を買えば良いのにドライスーツを買わるために3mmは噛ませ犬に使われているかもしれないので、3mmのウェットとドライスーツ(15万円以上)をセットで買わせようとする人の話は注意して聞いた方が良いです。
●デザインについて
色やデザインについてですが、正直言って黒一色が良いです。せいぜい縫い糸の色を黒以外にして変化を付けるくらいで良いと思います。
ウェットスーツのデザインを凝っても意味ないなと思う一番の理由は胴体部分がBCによって隠されてしまうことです。
第二の理由としてBCやフィン・マスクなど全体的なコーディネートを考えたとしても、ダイビングでは魚とかウミウシとか地形とかを見に来ているので他人のウェットスーツのデザインにまで興味が回っていないような気がします。
何回か海に潜っていくとウェットスーツはあくまでも保護スーツなんだなと思って来ると思います。
あと、ダイビング中に苔に触れたりすると色が移ってしまったり、水中では何でも青っぽく見えてしまうなどデザインを台無しにする要素が沢山あります。
こんな事を書いていたら、カッコいいイメージのあるサーフィンとは対極の地味なスポーツなんだなとあらためて思ってしまいました。





